生活費の現状:安心感はあるけれど、まだ不安定です

エネルギー価格の上昇、家賃の値上げ、食料品の価格高騰。
さらに金利や公共料金の上昇も重なり、家計への圧迫は無視できません。

そんな中、最新のIpsos Cost of Living Monitor 2025は、久しぶりに少し違う兆しを示しています。
それは「安心感」です。

喜びでも、快適さでもありません。でも、肩の力が少し抜けるような感覚です。そして息をつく間もなく、多くの人が心の中で問いかけています。この安心感は、いつまで続くのでしょうか。

広がる経済への安心感:現実は「何とかやっている」

まずは明るい話題からです。Ipsos30か国で実施した調査によると、「快適に生活している」「特に問題なくやっている」と答えた人は37%に増え、昨年の33%から上昇しました。

とはいえ、すべての人が安心しているわけではありません。2026年に可処分所得が増えると予想する人は30%、減ると考える人は31%でした。2026年の経済に対する期待は国によって様々です。

以前ほど苦しくはないものの、まだ気持ちが楽になったとは言えません。前進はしていますが、不安は残っています。

 

インフレ:根強い不安

2022年、インフレが大きな話題となりましたが、2026年に入ってもなお人々の関心は続いています。

世界全体で68%の人が、来年インフレが再び上昇すると考えています。これは昨年より3ポイント増えています。公式なインフレ率は202311月の58%から46%へと下がっていますが、実感としては価格が高いままだと感じる人が多いです。

その感覚は、支払いにおいては特に強く表れています。

  •  70%食料品の支出が増えると予想しています
  • 68%が電気・ガスなどの公共料金の上昇を見込んでいます
  • 66%日用品の価格も上がると考えています

これはいわば「インフレ疲れ」です。以前ほどの不安はないものの、喜べる状況でもありません。

Living Costs Today: Why Relief Feels Real but Fragile

 

IpsosiSayサイトで分かった人々の生活費のとらえ方

 

💡 興味深い結果です。
2026年を買い物かごに例えると、最も高くなりそうなものは何ですか?」という質問に対し、最も多かった回答は食料品でした。

食料品 🍎 – 45%
住居 🏠 – 27%
公共料金 💡 – 16%
エンターテインメント 🎬 – 12%

*これらの結果は、114日〜31日にアジア11か国およびオセアニア地域のIpsos iSayウェブ訪問者を対象にしたもので、一般人口を代表するものではありません。

 

回復が実感できない理由

インフレが落ち着きつつある一方で、人々の実感はまだ追いついていません。

42%が「自国は現在不況である」と感じており、「そうではない」と答えたのは30%にとどまりました。雇用への不安も根強く、53%2026年に失業者が増えると予想しています。

結局のところ大切なのは、日々の暮らしです。請求書を支払い、少し貯金し、たまには自分へのご褒美も楽しめるかどうか。そうした実感がないと、「経済回復」という言葉は遠く感じられます。

 

継続する「不安な10年」

2022年以降のIpsosの調査を見てきた方なら、このテーマに心当たりがあるはずです。不確実さが、生活の一部になっています。

2025年の結果は、人々が生活費の高騰に適応していることを示しています。支出を抑えたり、ブランドを変えたり、
大きな買い物を先延ばしにしたりしています。

それでも、安心感は完全には戻っていません。私たちは以前よりうまくやっています、しかし、いつまた状況が変わるかわからない、という不安は消えていません。

 

あなたの声を聞かせてください

それこそが、このコミュニティの特別なところです。あなたの声が、数字に意味を与えてくれます。

ご自身の生活は良くなっていると感じますか。今年は少し前向きですか、それともまだ節約を意識していますか。

次のアンケートで、ぜひあなたの考えを教えてください。生活費の話はデータから始まりますが、
それを本当に意味のあるものにするのは、あなたの経験です。 💬✨

出典:Ipsos調査(2025822日〜95日、30か国、1875歳の成人23,772人)

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